企業の公式カレンダーをスマートフォンアプリにする効果とは?

2014年も、あっという間に9月に突入しました。そろそろ、新年に向けてカレンダーの制作プロジェクトが始まった企業もあるでしょうか?

しかし、「今年もいつもと同じだよねー、何か目新しい企画ないの?」といった社内の声に頭を悩ますことも多いかと思います。

今回は、カレンダープロジェクトを担当されている皆様向けのアイデアとして、スマートフォン向け「カレンダーアプリ」の企画をご紹介してみたいと思います。

企業が作る公式カレンダーの役割

机の上や壁といった「目に付きやすい場所」に置かれるカレンダーには、企業ロゴを1年中見てもらえるというメリットがあります。また、営業マンにとっては年末年始の挨拶などに、ちょっとクライアントを訪問したいときの口実として使えます。

つまりは企業のマーケティング、販売促進活動の一環というわけで、重要なわけです。
IT業界でも、非常に気合を入れている企業は多いです。

2014年のIT企業カレンダー:LINE、グーグル編
http://japan.cnet.com/sp/2014calendar/35042018/

しかし、カレンダーにもちゃんと競合がいます。 何十個もあるカレンダーの中で気に入ってもらえなければ、その年使ってもらえないのです。社内で「もっといいアイデアないの?」と言われてしまうわけです。

そこでオススメしたいのが「カレンダーのアプリ化」となります。

特徴から見る、企業カレンダーをアプリにする理由

まずはカレンダーアプリが、マーケティング面からみてどうなのか?という点を挙げてみます。

特徴1:カレンダーは起動回数が多い

スマートフォンに入っているアプリの中でも、「カレンダー」アプリは非常に起動回数が多いです。
働いている方は、スケジュール管理のためにPCとスマートフォンのカレンダーを同期させていたりすると思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

私はGoogleカレンダーをベースにして、プライベートも仕事もすべてまとめて管理できるようにアプリで設定しているので、外出が多い日などは一日4~5回は起動していると思います。

ちなみに、iPhoneユーザーがインストールしているアプリは、平均で61個もあるようですが、この中で毎日起動されるアプリはごくわずかです。

アップルのアプリダウンロード数が累計250億を突破! 1ユーザーあたりのアプリ平均数は61個
http://rocketnews24.com/2012/03/05/189274/

特徴2:カレンダーは一度使い始めると変えにくい

2つ目に、カレンダーアプリは一度使い始めるとずっと長く使われるという点が上げられます。私もそうですが、これは単純な理由で「設定を一から行うことが面倒」なのかと。

逆に言うと、カレンダーのようなライフツール系のアプリはメディアアプリやSNS系と違って嗜好の変化や流行廃りが少ないため、一度ユーザーを掴んだら長いのが利点です。

特徴3:長い目でみたらとても低コスト

アプリは紙と違って、毎年新しくする必要がありません。

一年目には開発に初期費用がかかってしまいますが、その後はちょっとしたアップデート程度で済んでしまうため、コスト効率が良いのが特徴です。
特にカレンダーはSNS機能も不要、コンテンツの投入も不要、会員管理も不要で非常に運用が軽いです。

ここまでは良いことばかりを並べましたが、ひとつ大きなデメリットがあります。 それは大抵どのスマートフォンにも、AppleやGoogleがデフォルトでカレンダーアプリを搭載しているという点です。

おそらく大半のユーザーが、何も考えずにそのカレンダーを使用しているため、上記の特徴2がそのまま当てはまってしまう残念な事態に。また、機能的にもGoogleカレンダーに勝つのは至難かと。

なので、ここからが「企画」の勝負となるところです。

どんなカレンダーアプリがよいか?

「企業カレンダーをアプリ化する」というお題を考えた時、 まず切り分けなければならないのが、

× 一般ユーザー向けの機能をもつカレンダー
○ 企業がターゲットとしたい人さえ使ってくれれば良い機能をもつカレンダー

という点です。
つまり、自社のクライアントが使ってくれる機能を持たせればよいと言うわけです。
一般的な機能はGoogleにお願いしてしまって、特化したカレンダーを考えましょう。

たとえばあるPR会社では、ターゲットを企業の広報担当者に絞って「プロモーションのネタ探しができるように、イベント情報に特化したカレンダーアプリ」をリリースしています。(SEデザインでもFacebookでやっています)

また、ちょっと特殊な例ですが、TOYOTAにはトヨタカレンダーと呼ばれる独自の仕組みがあり、豊田市一帯はこのカレンダーに大きく影響を受けた生活スタイルとなっているようです。
トヨタカレンダーをアプリ化すれば、TOYOTA関連の方はきっと使ってくれると思います。

トヨタカレンダーってご存知ですか
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2007/09/post_1bc7.html

このようにターゲットを絞り、特化した情報、機能を持ったアプリを作ってニーズに応えれば、カレンダーで大きなプロモーション効果を上げられると考えられます。

まとめ

紙のカレンダーは、身近な空間で目にしてもらうということが目的ですが、アプリにすることで、スマートフォンという常に肌身離さずのツールの中で、マーケティング活動を行うことが可能となります。

今回はカレンダーを例に挙げましたが、

・起動回数が多く
・何年も使えて
・コストが抑えられる

といった特徴を持つアプリであれば、なんでもよいと思います。

検討してみてはいかがでしょうか。

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