無料で始めるアプリプロモーション(3)~ツールを使った運用改善・効率化編~

スマートフォンのアプリストアのランキングロジックのご紹介をした以前の記事で、
公開後そのまま放置されているアプリが多いという話をしました。
今回は、「では何をすればよいの?」という説明をしたいと思います。

と言っても難しいことではなく、「データを取得して分析。改善プランを検討し実行」です。いたって当然の話で申し訳ないですが、つまりはPDCAを回す運用フェーズに移るということです。

ところが実際は、データ分析にはなかなか踏み込めなかったり、続かなかったりするのではないでしょうか。専任の担当者をつけること自体が難しく、特に成果が出ていないと、触れられない領域になることも…。

しかし今では、開発したアプリの運用をサポートするツールが、世界中から登場しています。

ユーザーの行動を把握して、次にやることを見つける

App StoreやGoogle Playに公開した後、「どんなユーザーが」「どういう経路で」「どんな使い方」をしているか知ることは、改善やユーザー獲得のプロモーションに大きく役立ちます。その際に必要となるデータを集めるのが、以下のようなトラッキングツールです。

Flurry

http://www.flurry.com/

FRURRY 画像

■無料で始められる
■54万以上のアプリで使われている(Androidアプリでは4つに1つが使っているらしい)
■アプリに特化している
■どのユーザーがアプリ内課金を行ったか、ゲームであれば各ユーザーがどのくらい遊んだかまでわかる
■プロモーションを行った結果、どのメディアからどれだけユーザーを獲得できたがわかる
■その他基本的な、新規ユーザー数、セッション数、ログイン継続率、推定年齢/性別/地域など取得可能
■無料の解析サービスのデータを使って、他にターゲティング広告のサービスを展開している

参考:
・無料でここまでできる!アプリの分析ツール3選(Flurry、Mixpanel、Localytics)
http://growthhack.sirok.co.jp/analysis/app_analyze_tool/

・【Flurry】vs【Kontagent】モバイルアプリ解析の未来
http://startup-lab.tumblr.com/post/28889458500/flurry-vs-kontagent

・スマホアプリ解析ツール『Flurry』についてまとめ。iPhone・Android両対応
http://blog.ideabb.jp/flurry-analytics-iphone-android-app/

ASOで安定した自然流入を確立する

トラッキングとは少し役割が異なるASO用に提供されているツールもあります。

ASOとはApp Store Optimizationの略で、アプリストアで「クーポン」などで検索した時にいかに上位表示をさせるか、表示後にいかにダウンロードさせるかを調整する作業となります。つまりはSEOのアプリストア版です。

ちなみにアプリストアの検索からのダウンロードは全体の60%を占めるといわれていますので、ASOを行うことで自然流入を継続できる可能性が上がります。
広告を打つ前に、ASOを実施しておいた方が効果が高いようです。

Search Man

https://searchman.com/ja/

Search Man 画像

■1アプリまで無料
■有料版では複数アプリが登録可能になる($25)
■日本語で使える
■検索順位の分析/競合アプリとの比較 などの機能
■競合アプリのキーワードをそのまま借りてしまうことも可能
■自動的に効率が高い順にキーワードを提示してくれる

参考:
・SearchManの使い方- AppStore SEOでダウンロードを増やそう
https://www.youtube.com/watch?v=OeaMtK5ctXE

・競合他社アプリの調査・分析に必要な「チェック項目」と無料ツール3選
http://www.find-job.net/startup/check-items-competing-application

改善に特化した「グロースハッカー」という仕事

成果を上げること、コンバージョンを上げることは常に付きまとう悩みかと思います。
難しいのは次のプランを考え、実行し続けることです。
そんな中、今一番注目されているのが、グロースハッカー(Growth Hacker)という仕事です。

・グロースハックとは何か 最もホットな仕事 グロースハッカーとは?
http://skillhub.jp/blogs/71

ここは目的によってツールも多種多様に分かれるのですが、ここではA/Bテストを効率化する日本製のツールを紹介します。

Plan BCD

https://kaizenplatform.net/

Search Man 画像

■無料で始められるジャンプスタートプランを実施中(2014年11月4日現在)
■A/Bテストを効率化するツール
■効果の高いデザインを自動で表示
■世界中の専門家、グロースハッカーへオープンオファーが可能

参考:
・Webマーケターの人向け・すぐに使えるグロースハックツール30選
http://jp-blog.kaizenplatform.com/howto/growthhacktool30/

・ニール・イヤール(Nir Eyal)/ライアン・フーバー(Ryan Hoover)著、

『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』
翔泳社、2014年
http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798137865

・WEBサービスをユーザーの習慣の一部に!「Hooked」の著者が語った”ハマるしかけ”の作り方
http://growthhack.vasily.jp/2014/06/hooked-book/

まとめ

世の中の100万を越えるアプリの中から、せっかく作ったアプリが使ってもらえるか、使い続けてもらえるかは、データを上手く使えるノウハウがカギになってきます。

一方で、データは年々膨大に、複雑になっていますので「運用のスピードアップ」と「コスト削減」を両立するためのツールを活用することも重要です。

ちなみにアプリの100万件に比べて、Webサイト数は10億件と言われていますので、まだまだアプリのマーケットはチャンスがあるのではないでしょうか。

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