中西 崇文

中西 崇文

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 博士(工学) 主任研究員/准教授。2003年、筑波大学大学院システム情報工学研究科にて修士(工学)の学位を取得後、2006年に同研究科で博士(工学)の学位を取得。 その後は独立行政法人 情報通信研究機構で研究、開発に従事した後に2014年から現職。経済産業省 「流通・物流分野における情報の利活用に関する研究会」 委員。専門分野はデータ分析システム、統合データベース、感性情報処理、メディアコンテンツ分析。著書に、「スマートデータ・イノベーション」(翔泳社)などがある。
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製品自身を売るのではなく、製品を通じたサービス提供をビジネスとして展開することをサービタイゼーション(Servitization)と呼ばれる。良い製品を作り売ることが製造業の仕事であった。売った時の品質が一番高い状態であり、実際使う時の品質はわからないままであった。

IoT、「モノのインタネット」が何をしてくれるのか。その一つの解が最適化、効率化であろう。IoTがどのように最適化、効率化に寄与するのだろうか。IoTを取り組む企業の最先端をいく米国GE社の動向を追いながら見ていくことにしよう。

IoT、「モノのインタネット」を語る上で、今、世界で「インダストリー4.0」が注目されている。

インダストリー4.0とは第4次産業革命を意味する。4度目の産業革命と言われるのはどういうことか、産業革命の歴史を探るとともに、「インダストリー4.0」で盛り上がるドイツの取り組みの紹介をすることで、IoTがどのように社会を変えていくかを追っていきたい。

IoTは広く社会を変える

 IoTはどういう分野にインパクトを与えるのだろうか。すべての分野に何らかの影響を及ぼすことは確かだ。特に、これまでICTから遠かった分野でさえもIoTは確実にインパクトを与えることに着目しなければならない。データによって最適化するということはICTでかなり行われてきた。例えばeコマースなどはそうだ。

IoTによる4つの影響力

IoTが社会に導入されることにより、大きく発展、変化するものに次の4つが挙げられる。

・製造業のサービス業化・リアルタイム化・需要と供給の最適化・マスカスタマイゼーション

急激な変化を遂げるIoT

インターネットの商用利用が進められた1990年代以降、順調に利用者は伸び続け、2014年の段階で30億人の人々がインターネットにアクセスしていると言われている。この数字は急速に増えていっている。このようにネットワークについてはIoT待ったなしの状況である。

IoTをドライブする3つのイノベーション

IoTを初めて提唱したのは、RFID(無線タグ、ICタグ)技術の専門家のケビン・アシュトンであり、1999年 のことだ。(参考:That 'Internet of Things' Thing ) それから15年近く経ち、IoTが注目されている。その理由は、IoTを支える技術が成熟してきたからだ。次の3つのイノベーションがIoTを支えている。

昨今、「IoT」という言葉がニュースなどで聞かれるようになった。IoTは、Internet of Thingsの略称であり、時には日本語で「モノのインターネット」と呼ばれることがある。

IoTは一体何を表しているのか。モノのインターネットというモノがつながっている環境によってどのように社会に影響があり、どのようにビジネスに変革をもたらすのか、迫っていきたい。

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